カメムシが臭い理由!ニオイはどこから出てくるの?




強い悪臭で嫌われているカメムシ、あの臭いニオイはどこから出てくるのでしょう。

そして、カメムシが臭い理由は何なのか興味がありますね。

 

カメムシが反撃の時に臭いニオイを出すことは有名ですが、ニオイがどこからでてくるのか、臭い理由は何かなど知らないことも多いです。

 

カメムシの臭いニオイの仕組みなどをまとめましたので、参考にしてください。

 

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カメムシが臭い悪臭を放つ理由とは?

カメムシ駆除などで手についてしまった臭いニオイは、非常にしつこく悪臭を放ちます。

苦い経験をお持ちの方も多いことでしょう。

 

そこで、カメムシの悪臭を回避するために、臭いニオイを放つ理由を知ることは大切ですね。

 

ここでは、カメムシが悪臭を放つ理由を大きく分けて二つ紹介します。

 

①刺激を受け攻撃するときに放つ

カメムシは何ものかの刺激を受け、反撃・攻撃するときに臭いニオイを放ちます。

 

外敵から身を守るために「ニオイ」を攻撃臭として使う、スカンクと同じような理由ですね。

 

②防衛反応と仲間への危険信号のため放つ

もう一つの理由は、防衛反応により身を守り、更に仲間に危険を知らせるためともいわれています。

 

そして、この悪臭を他のカメムシが感知することで刺激を受け、連鎖的に悪臭を放つ習性をもっています。

 

カメムシのニオイはどこから出てくるの?

カメムシとはカメムシ科に属する虫の総称です。

なのでカメムシの種類はとても多く、世界では9万種が生息、今も毎年新種が発見されています。

 

形・色・大きさ・餌などさまざまな異なる生態を持つのもカメムシの特徴です。

 

このように多種多様なカメムシですが、私たちの身近にいるカメムシは悪臭を放つことで嫌われていますね。

 

ここでは、カメムシの悪臭のニオイはどこから出てくるのか簡単に紹介しますね。

 

幼虫のカメムシの場合

カメムシの悪臭は「腹面」から放たれるとご存知の方は多いと思います。

ところが、カメムシの幼虫は腹面ではなく、「背面」から悪臭を放つそうなんですよ。

 

まずは、幼虫のカメムシの悪臭について見てみましょう。

 

  1. 孵化して1ヵ月~1ヵ月半の間に脱皮を繰り返して「幼虫」から成虫になる。
  2. カメムシの「幼虫」は背面にある3対の臭腺開口から悪臭を分泌する。(脱皮した抜け殻にも3対の臭腺開口部のあとがある。)
  3. 臭腺開口の周辺にある「蒸発域」によって、分泌された(悪臭)を速やかに気化する。

 

幼虫の時には背面、成虫になって腹面なんて、驚きですよね。

 

成虫のカメムシの場合

多種多様なカメムシは、強い悪臭・臭くない・リンゴなどフルーツの香りなどと、ニオイもいろいろです。

しかし、残念なことに私たちの身近に発生するカメムシは、どうも強い悪臭の種類が多いようですね。

私たちの身近に発生するカメムシの成虫の悪臭について見てみましょう。

 

  1. 成虫のカメムシの悪臭を発する孔は「腹面」、中脚の付け根付近にある1対の臭腺開口部です。
  2. 臭腺開口部の付近に分泌された悪臭(液)を速やかに気化させる蒸発域がある。

 

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カメムシ駆除のNGな方法

カメムシの「成虫は腹面「幼虫は背面の臭腺から悪臭が出されることはおわかりになりましたね。

 

その仕組みを理解したうえで、カメムシ駆除を必要があります。

 

▼カメムシの駆除方法についてはコチラ▼

カメムシ駆除を簡単に!殺虫剤不使用の撃退方法6選!

 

また、カメムシ駆除のNGな方法についても紹介しますね。

 

ガムテープを押し付ける力が強すぎ・弱すぎ

カメムシ駆除にはガムテープもおすすめですが、成虫の背面をガムテープで強く押し付けると、カメムシの腹面から悪臭が放たれます。

 

幼虫だと上手く背面にテープを貼らないと、3対ある臭腺開口部から悪臭が漏れる危険性があります。

 

カメムシの背面・腹面を絶対に押さないことが大切ですね。

 

カメムシを驚かせる

ニオイに弱いカメムシは、殺虫剤を向けられてびっくりした瞬間に悪臭を出します。

そして、悪臭を出しながら飛び回ります。

 

さらに、カメムシは死骸も悪臭がします。

 

叩いてつぶしたらいっそう臭いです。

 

掃除機で吸い込む

カメムシを見つけたら、掃除機で吸い込みたい気持ちはよくわかります。

 

しかし、掃除機に吸い込まれて驚いたカメムシは、悪臭を放って、その悪臭は掃除機を通して部屋中に充満します。

 

掃除機で吸うのは絶対におすすめできません!!

 

 

カメムシを見つけたら、まずは冷静になることをおすすめします。

安易に駆除・退治しようと手を出すと大変な事態になりますので、ご注意を・・・。

 

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カメムシの臭いニオイの成分とは?

カメムシも死んでしまうほど強烈なカメムシの悪臭は、なぜ臭いのでしょう。

その臭さの秘密はニオイの成分にあります。

どのような成分なのかカメムシのニオイの詳細を見てみましょう。

 

カメムシの臭いニオイの成分

カメムシのニオイは、ヘキサナール、オクテナール、ディセナールという成分を中心に組成されています。

(カメムシの種類によっては成分が多少異なります)。

 

これらは青葉アルデヒドとも呼ばれる脂肪族で、草や葉に含まれるニオイの成分と同じものなんです。

 

そういえば、草刈りしたときの青臭さを強烈にしたのがカメムシのニオイと似ていますよね。

 

そして、特に臭いニオイのもとは「トランスー2ヘキセナール」といい、野菜や果物にも含まれている成分です。

 

臭いだけでなく毒素・危険物

特に臭いニオイの成分「トランスー2ヘキセナール」は、実は、臭いを超えた危険物なのです。

 

「トランスー2ヘキセナール」はキュウリやトマトなどにも微量含まれていますが、消防法によると「第4類危険物第2石油類」という危険な成分となっています。

 

カメムシが放つ量であれば、私たち人間には臭いニオイという不快感で済みますが、カメムシと同等の生き物にとっては、相当な危険物質といえますね。

 

カメムシの人間への害

私たちは「カメムシの悪臭が嫌い」なのですが、実は人体にも悪影響があるのです。

 

アレルギーを持っている方は、臭いニオイを嗅ぐことで紅斑が出たりします。

 

また、ニオイの他に踏んだり・潰したりすると皮膚が荒れたり、ごく稀にカメムシに噛まれることもあるようです。

 

虫への害

カメムシの臭いニオイは、思った以上に危険な毒素の香りだったのです。

 

ネットでカメムシの悪臭がどれだけの毒素があり危険物であるのかを実験した方がいました。

クサギカメムシを入れた小瓶に大型スズメバチを入れたのです。

 

どうなったと思いますか?

スズメバチはすぐにもがきだし

パニックを起こし

口を大きく開けたり閉めたり

全身が痙攣(けいれん)

動かなくなった

 

カメムシはスズメバチの苦しむ姿を構えて見つめていました。

カメムシは小さいのに、凶悪な力を秘めた昆虫のようですね。

 

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カメムシの臭いニオイを除去する方法

ここまでカメムシの悪臭の恐ろしさを紹介してきましたね。

 

さて、不注意でカメムシの悪臭に触れてしまったり、悪臭が洗濯物や衣服に付着した場合はどうしましょう?

 

続いて、悪臭の除去について簡単にまとめました、参考にしてくださいね。

 

手についたカメムシの悪臭を除去

あの強烈な悪臭は石鹸で洗ってもニオイが残ります。

 

カメムシの悪臭は油といえますので、サラダ油やオリーブオイルなどの食用油で除去できますよ。

油性のニオイ成分なので油で溶かすという道理なのでしょう。

 

臭いニオイの場所に油を馴染ませてくださいね。

 

布製品についたカメムシの悪臭を除去

布製品だと油を馴染ませると逆にシミになってしまう恐れがあります。

 

そこで、油ではなく「中性洗剤」を使ってください。

 

中性洗剤を入れたぬるま湯に浸けおきして洗濯すると悪臭が落ちやすくなります。

 

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まとめ

いかがでしたか?

 

これまでは、カメムシを「臭いニオイを放つ」ということで嫌い、また「臭い」と不快感を感じてきた程度でした。

 

でも今回、カメムシの悪臭は臭いだけでなく、とても危険な成分であることに驚きましたね。

 

春から秋にかけて洗濯物に付着したり、部屋に侵入したりと私たちを困らせるカメムシです。

 

忌避剤を使うなどして、カメムシを寄せ付けない対策が大切ですね。